今年度で32回目となる、全建総連主催の全国青年技能競技大会が、8月27日(土)〜29日(月)までの三日間、徳島県徳島市にある、「徳島県立産業観光交流センター」を会場に開催されました。この大会は、35歳以下の青年大工が、課題の「四方転び踏み台」作成を通して技を競うというもので、6時間の制限時間内に製図から組み立てまで行います。今大会には、全国の36県連・組合から73名の代表選手が集い競い合いました。
埼玉土建の代表選手は、7支部10名の予選会を勝ち抜いた小島優選手(越谷)、橋豊喜選手(越谷)、丸山真弘選手(中部)で、2年前の第30回大会と同じメンバーで全国に再び挑みました。当時は橋・丸山両選手が銅メダルを獲得し、小島選手は奨励賞に留まり苦い思いを胸にリベンジを誓っていました。小島選手はこの2年間、その思いを忘れることなく日々努力を重ね、今大会では”金メダル”を獲得し見事にリベンジを果たすことができました。
小島選手は、2012年度の予選会に初挑戦し、2013年度には全国大会に出場するまでに頭角を現し、予選会では好成績を続け全国大会の常連選手として活躍してきました。しかし、なかなかメダルの獲得には至らず周囲からのプレッシャーにも負けることなく挑み続け、事業主からの手厚い支援と若手講師陣による指導の下、4度目となる今大会で全国1位という結果をもたらしてくれました。
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