選手一同は、閉会式を終えたその足で、埼玉土建本部会館を訪れ、銅賞(6位)、入賞(9位)、奨励賞の受賞報告を行いました。報告の中で、奨励賞を受賞した本戦初出場の小島選手は「これまで積み上げた技術をもっともっと積み上げて次年度以降も頑張っていきたい。」と語り、入賞を果たした橋選手は「去年、今年と大先輩が二人も抜けてしまったので、来年以降自分が埼玉土建の看板を背負えるぐらい頑張っていきたい。」と次年度への決意を語りました。
年齢により今大会が最後の挑戦となった福島選手は「7年間本当にお世話になりました。悔しいは悔しいが、今まで作ってきた中で一番の出来だった。今後も技能グランプリなど、技能を磨く場は沢山あるので、まだまだ頑張っていきます。」とのべ、今後に向けた決意を語ってくれました。
プレカット工法が主流となった近年。日本の伝統技法である「規矩術」を継承する青年大工育成の上で、競技大会参加は技能を伸ばす大事な取り組みです。日本建築を造る上で欠かすことのできない大工技能を未来へ引き継いでいくためにも、若者に対する先輩、親方の後押しが必要です。
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