銅賞 : 福島 教仁選手(中央)
奨励賞 : 町田 将士選手(左)、入賞 : 多比良和矢選手(右)
今大会で腕を競い合った仲間達! |
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地元、岩手県代表の選手の力強い宣誓で競技大会が開会。競技説明の後、配布された材料の点検へ。材料の良し悪しが最終的な作品の出来を左右するとあって、各選手とも、入念なチェックを重ねます。
翌日、午前九時半から競技がスタート。いっせいに図面作成に取りかかります。各選手、三十分を過ぎた頃から、次々と完成した図面を提出。続いて削り、墨付け、刻みの作業へと進みます。のみ打つげんのうの音が会場全体に響き渡る中、午前の作業が終了。例年に勝る早さで作業が進みます。
昼食休憩に入ると、各選手の進行状況を見守っていた今野勝二・和田智一講師から、ペース配分を踏まえてのアドバイスが各選手に送られます。
午後に入ると、刻みを終えた選手が次々と組立て作業へ。初出場の町田選手は、競技会場全体をリードする程の早さで作品を仕上げていきます。途中、指を負傷するハプニングに見舞われながらも、大幅に時間を残して作品を完成。最終チェックに時間を割きます。多比良、福島選手もそれに続きます。
午後四時、競技終了。八十三人の選手が作品を提出。今までにない作品の完成率からも、今大会のレベルの高さがうかがえます。
閉会式の前には、前日仕上げた作品が審査を終えて展示されます。
展示された各選手の甲乙付けがたい作品の出来栄えが、丸山技術研修センター副理事長をうならせます。 |