開会式の後、全選手は大会会場へと場所を移し、競技用の材料の点検を行う表情は真剣そのもの。
翌日、午前九時半より競技がスタート。まず、図面作成を各選手四十分ほどで終わらせ、材料削り、墨つけ、刻みへと進み、午前が終了。
昼食休憩中にもかかわらず、今野・猪股両講師から各選手の進行状況が確認され、的確なアドバイスが送られます。
そして、競技が再開。細かく確認を重ねながら組立ての作業に入ります。
競技時間もいよいよわずか。残り三十分を回るころにはぞくぞくと完成する選手が出始めます。しかし、埼玉土建代表の選手はぎりぎりまで作品の精度を確認。応援参加の金野技住対部長の握り拳にも力が。
午後5時15分、笛の合図で競技終了。代表三選手は制限時間一杯で作品を完成させました。
閉会式の結果発表では、木村選手は入賞、多比良選手、福島選手の二人は奨励賞を獲得。 |
入賞 : 木村 誠 選手(中央)
奨励賞 : 多比良和矢 選手(左)、福島 教仁 選手(右) |