第12〜14期 
 
 
   今回で第十四期目を迎えたさしがね教室は、7月31日に控える青年技能競技大会の予選「第18回埼玉土建大会」と同じ課題の「四方転び踏み台」作成を通して規矩術の基本を学びました。

 今回の受講者は21歳から37歳までの仲間4人で、まさしく青年が中心となった教室となりました。大工歴は3〜10年と浅い仲間が集い、さしがねの基本となる規矩術を学びました。
 中には、大工基礎講座や伝統軸組講座を経て、最終的には技能検定を目指したいという仲間や、競技大会のことを知って興味を持ち教室に足を運ぶ仲間など、若い仲間の活気ある講座となりました。
 
 

 6月26日に行われた卒業式には4人が参加し、講師陣から「ここで学んだことは、技能の基本中の基本。1度学んだからと言って習得できるものではないので反復練習が重要。是非、今しかできない青年競技大会や、技能検定へ挑戦してほしい。」と、卒業する仲間達へ激励の言葉が贈られました。
卒業生からは、「わかりやすい講習だったので、どんどん学習したいという意欲が湧いてきた」、「一つの作品を作り上げていく上で少しずつ規矩術への理解が深まった」などの感想が述べられました。

 今回の卒業生からも、全国青年技能競技大会の予選会となる埼玉土建大会に挑戦する仲間が生まれています。

 
 
   今回のさしがね教室は、開講以来7シーズン目に入り「第十三期」を迎えました。 この教室は、”後期技能検定”の受検を目指す建築大工の仲間が中心となって受講する講座として開催されました。今年度は技能検定1級課題が変更となることを受け、大工の基本となる「作図、墨つけ」に重点を置き、さしがねの使い方を一から学びました。
 この教室は、1月の大工基礎講座を皮切りに、学習の最終到達点として技能検定に挑戦するため、年間通じて大工講座を受講してきた最後の学習の場です。
 今回は、全県各地から10人の仲間が集い、技能士会の仲間が講師となり9月からの2ヶ月間に渡り開催しました。
 
   卒業式には、10人の仲間が出席しました。
 講師陣からは、「この教室で学んださしがねの基本は、一度学んだからといって直ぐに身につくものではない。反復練習して、今後の仕事に役立ててほしい。技能検定に挑戦する人は、事前講習会にも参加して合格を目指してほしい。」と激励しました。
 卒業生の中には、何度もさしがね教室に通っている仲間もいます。「この教室で学んださしがねの基本を自分のものにして、技能検定に合格できるよう頑張りたい」など感想が寄せられました。

 卒業生8人が技能検定へのチャレンジ。新たな挑戦を胸に卒業していきました。
 
 
 

 今回で第十二期目を迎えたさしがね教室は、7月25日に控える青年技能競技大会の予選「第17回埼玉土建大会」と同じ課題の「四方転び踏み台」作成を通して規矩術の基本を学びました。

 今回の受講者は、大工歴6ヶ月〜22年という幅広い仲間で、青年・次世代が中心となった教室となりました。受講者の中には、遠く秩父から基本を学びたいと、7日間通った仲間もいました。
 大工基礎講座や伝統軸組講座を経て、今度は青競に挑戦したいと教室に足を運ぶ仲間など、若い仲間の活気ある講座となりました。

 
 

 6月20日に行われた卒業式には7人が参加し、講師陣から「ここで学んだことは、技能の基本なので反復練習が重要。是非、今しかできない青年競技大会や、技能検定へ挑戦してほしい。」と、卒業する仲間達へ激励の言葉が贈られました。
 卒業生からは、「はじめは簡単そうに見えたけど、実際やってみると難しかった。墨付けなどやったことがなかったので非常に勉強になった。競技大会に挑戦したい。」などの感想が述べられました。

 今回の卒業生からも、全国青年技能競技大会の予選会となる埼玉土建大会に挑戦する仲間が生まれています。

 

●さしがね教室の申請等はお近くの埼玉土建各支部にて。