今回で第十期目を迎えたさしがね教室では、7月26日に控える「青年技能競技大会」と同じ、「四方転び踏み台」の作成を通して規矩術の基本を学びました。 今回のさしがね教室では、25歳から67歳までの9人の幅広い年代の仲間が集まっての講座となりました。 なかなか仕事の都合が付かず、これまで学びたくても教室に足を運べなかったという仲間や、昨年一年間に渡り大工講座に通い詰めたが青競に挑戦したいと今年も教室に足を運ぶ仲間など、活気ある講座となりました。
6月14日に行われた卒業式では、講師陣から「今日までに学んだことは本当に基礎の部分。今後も精進を忘れず、ぜひ技能検定に挑戦して欲しい」と、卒業する仲間達へ激励の言葉が贈られました。 卒業生からは、「これまで経験のない、さしがねの使い方を学びたかったので受講した。大変わかりやすく教えていただいて、本当にありがとうございます」などの感想が述べられました。
今回の卒業生からも、全国青年技能競技大会の予選会となる埼玉土建大会に挑戦する仲間が生まれています。