第9〜11期
 
   今回のさしがね教室は、いよいよ6シーズン目に入り「第十一期」を迎えました。 この教室は、”後期技能検定”の受検を目指す建築大工の仲間に向けて毎年開催される講座です。教材は例年の『棒隅木』を題材に、本格的な大工の基本となる「さしがね、墨つけ、きざみ等」を一から学んでいただきました。
 この教室は、技能検定の合格を目指す大工職人が、1月の大工基礎講座を皮切りに年間通じて受講し、検定合格への階段を一歩一歩昇ってきた最後の学習の場です。
 今回は、全県各地から11人の仲間が集い、技能士会の仲間が講師となり9月からの2ヶ月間に渡り開催しました。
 
   卒業式には、8人の仲間が出席しました。
  講師陣からは、「ここで学んだ基本を生かし、技能検定に挑戦して今後の仕事に役立ててほしい。是非、事前講習会にも参加して合格を目指してほしい。」と激励しました。
  卒業生からは、「現場では教わることのできないことをたくさん学べた。自分の技術のなさを痛感したががんばりたい。大工基礎講座から一年間受講したことで仕事に確信が持てた。すばらしい教室なので永く続けてほしい。」など感想が寄せられました。

  卒業生8人が技能検定へのチャレンジ。新たな挑戦を胸に卒業していきました。
 
 
 

 今回で第十期目を迎えたさしがね教室では、7月26日に控える「青年技能競技大会」と同じ、「四方転び踏み台」の作成を通して規矩術の基本を学びました。
 今回のさしがね教室では、25歳から67歳までの9人の幅広い年代の仲間が集まっての講座となりました。
 なかなか仕事の都合が付かず、これまで学びたくても教室に足を運べなかったという仲間や、昨年一年間に渡り大工講座に通い詰めたが青競に挑戦したいと今年も教室に足を運ぶ仲間など、活気ある講座となりました。

 
 

 6月14日に行われた卒業式では、講師陣から「今日までに学んだことは本当に基礎の部分。今後も精進を忘れず、ぜひ技能検定に挑戦して欲しい」と、卒業する仲間達へ激励の言葉が贈られました。
 卒業生からは、「これまで経験のない、さしがねの使い方を学びたかったので受講した。大変わかりやすく教えていただいて、本当にありがとうございます」などの感想が述べられました。

 今回の卒業生からも、全国青年技能競技大会の予選会となる埼玉土建大会に挑戦する仲間が生まれています。

 
 
   今回のさしがね教室は、いよいよ5シーズン目に入り「第九期」を迎えました。 この教室は、後期技能検定の受検を目指す建築大工の仲間に向けた講座で、教材は例年の『棒隅木』を題材に、本格的な大工の基本となる「さしがね、墨つけ、きざみ等」を一から学んでいただきました。
 今回の教室には、年度はじめから開催されている「大工基礎講座」から1年を通して受講している仲間や、青年競技大会の予選に挑戦した仲間が、今度は技能検定の合格を目指したいと、この7日間の教室を受講していました。
 埼玉土建技能士会の仲間が講師となり、熱意のこもった指導を逃すことなく学んでいました。
 
   卒業式には、10人の仲間が欠席することなく出席し、盛大に行われました。
  講師陣からは、「この七日間、一生懸命学んだことを生かし、技能検定に合格して今後の仕事に役立ててほしい。この教室で学んだことは基礎的なもので、反復練習が重要。これからも励んでほしい。」と激励しました。
  卒業生からは、「 今までやれなかった勉強ができて良かった。さしがねの奥深さを再認識した。ここで教わったことを技能検定に活かしたい。とにかく楽しく学べた。青年技能競技大会に挑戦したい。」など感想が寄せられました。
  卒業生の内、9人が技能検定へのチャレンジ。新たな挑戦を胸に卒業していきました。
 

●さしがね教室の申請等はお近くの埼玉土建各支部にて。