●平成22年度−全建総連青年技能競技大会予選 『第17回埼玉土建大会』 


過去最高の8支部から青年大工16人集う

実力伯仲、埼玉土建の代表3選手が決定!!


  7月25日(日)、技術研修センターを会場に、全建総連主催第26回全国青年技能競技大会の予選会となる、第17回埼玉土建大会が開催されました。今年の予選会には、技術研修センターで行ったさしがね教室や大工基礎講座で系統的に学び、初出場した6人を含む、8支部より過去最高の16人の青年大工が集いました。

 

<予選会出場選手>

 ・ 越谷支部(4人)
    幸田 和晃、高橋 豊喜
    寺地 真義、矢口 洋司
 ・ 中部支部(1人)
    丸山 真弘
 ・ 朝志和支部(1人)
    比留間 圭治
 ・ ふじみ野支部(2人)
    板橋 悠、小島 卓
 ・ 東松山支部(2人)
    鈴木 大介、原 真人
 ・ 深谷寄居支部(4人)
    逆井 渉、多比良 和也
    福島 教仁、町田 将士
 ・ 秩父支部(1人)
    尼額 司
 ・ 本庄支部(1人)
    田村 正仁
             計 16名



 予選会の課題は、全国大会と同じ「四方転び踏み台」で、規矩術の基本が詰まったこの課題を、6時間で仕上げます。

  午前9時15分、今野勝二主任講師の合図で、各選手いっせいにスタート。三角定規と直定規を巧みに操り、課題図面を描きます。開始から30分を過ぎたころから次々と図面を描き終え審査に提出。続けて削りの作業へ。

 部材を削るかんなの音が響く中、「初出場の選手も、よく練習してきている。誰が代表になってもおかしくはない」と今井技術センター副理事長がつぶやきます。

  途中昼食休憩をはさんだ後、作業は刻み、そして組立てへと続きます。早く組みあがった選手も、作品の最終チェックに余念がありません。

 午後4時、競技終了。各選手は自分の作品に番号札をつけて提出し、審査が終わるのを待ちます。選手の実力が伯仲していたため審査は難航し、予定時間を大幅にオーバーして閉会式へ。

 
一位 : 多比良 和也選手
 
二位 : 町田 将士選手
 
三位 : 小島 卓選手
 
四位 : 福島 教仁選手
 今野義視審査委員長から、今年は僅差の勝負となり、特に三位と四位の差がたった一点差だったことなどが告げられた後、今年の上位入賞者が発表されました。

 代表に選出された、一位の多比良和矢選手(深谷寄居)、二位の町田将士選手(深谷寄居)、三位の小島卓選手(ふじみ野)へ健闘を称え、会場中から大きな拍手が送られました。
 また、初出場にして堂々の五位に輝いた板橋悠選手(ふじみ野)には審査員特別賞が贈られ、次年度以降をみすえて全国大会へ同行します。
 代表に選ばれた選手は全国の選手を相手に奮闘することを誓い合い、また、惜しくも代表を逃した選手もさらなる技術・技能の向上を胸に秘め、それぞれ会場を後にしました。

 
五位 : 板橋 悠選手
 
六位 : 高橋 豊喜選手
 
 
 ●平成21年度 青年競技大会予選 「第16回埼玉土建大会」
 ●平成20年度 青年競技大会予選 「第15回埼玉土建大会」
 ●平成19年度 青年競技大会予選 「第14回埼玉土建大会」
 平成18年度 青年競技大会予選 「第13回埼玉土建大会」