● 埼玉土建の推薦受けて「建設マスター」が3年連続で誕生! 


  5月27日(水)、メルパルクホールを会場に、平成21年度の「優秀施工者(建設マスター)国土交通大臣顕彰」の式典が開催されました。 建設マスターは、建設現場の第一線で「ものづくり」に直接従事し、特に優秀な技能・技術を持つ建設技能者を、平成4年度から始まり顕彰する制度で、今年で18回目を向かえました。
全国から421名(埼玉県18名)、うち全建総連の仲間5名が顕彰を受賞しました。埼玉土建からは、今井敏雄さん(深谷寄居)が表彰され、埼玉土建から推薦した仲間の受賞は、平成19年度から三年連続となりました。
式典では、金子国交省副大臣より、「顕彰を受賞されたみなさんは、ものづくり・人づくりの名人であり、これまでの努力に感謝と敬意を表するとともに、支えてこられた家族の方々にも心からの敬意を表します。」との挨拶がありました。続いて、我が国の住宅・社会資本の整備に欠かすことのできない存在であり、みなさんの技術・技能に支えられている産業であることを強調し、活力と魅力ある産業として発展させていくためにも、国交省は次世代の人材確保・育成、安全な職場づくり・雇用労働条件の改善などに積極的に取り組んでいくことを約束しました。

    【受賞者の感想】
  「子供の頃から家具塗装の職人だった父親の後ろ姿を見て、この道を選んだ。三十数年前に亡くなってしまったが、いつかは父親を超えたいと考えていた。このような名誉ある顕彰を受賞でき、父親に感謝している。 組合や家族の支えなしでは受賞できなかったと思う。日頃から施主の立場に立って、仕事に対する研究心を崩さず、実行してきたことが認められたと思う。」と受賞の感想を語ってくれました。