8月6日(日)、技術研修センターで「全建総連第22回全国青年技能競技大会」の予選となる、『埼玉土建大会』が開催されました。課題は、全国大会と同じ「四方転び踏み台」でした。
仕事をかかえながら厳しい練習に励んだ10名の青年選手が参加しました。
6月からの事前説明会と3回の事前講習会を経て大会を迎えたこともあり、本庄支部の3名の選手は大会当日の午前5時から会場の駐車場で図面の練習をするなど、選手たちのここにかける意気込みは開始前からすさまじいものがありました。
午前9時、大橋副委員長から「この技術センターが出来る前は、数名の選手しか集まらなかったが施設が出来、昨年、今年とこのように多く選手が集まって大会を迎えられて本当にうれしく思う。今までの練習の成果を余すことなく発揮してほしい。」と開会あいさつ。続いて金野技住対部長、今野技能士会会長から激励の後、今野(勝)、和田(智)両講師から競技時間と諸注意の説明がありました。午前9時15分には本番同様の制限時間6時間で競技がスタート。選手達はいっせいに図面描きを始めました。一番早い選手は、30分ほどで図面を終え、材料の削りに入り、他の選手も続くように図面を終わらせ、50分を過ぎたところで全員が次の作業へ移りました。
途中昼食休憩を挟み、墨つけ、刻みと選手達は順調に作業を進めます。見学に駆けつけた青年部の仲間も真剣な眼差しで作業を見つめます。また、観戦していた金野部長からは「今年の選手たちは、みんなレベルが高い。」と感心していました。
作業終了の1時間前には、5・6名の選手が組立て作業に入り、講師陣も納得の表情で作業を見守ります。午後4時に作業終了の合図で5名の選手が自分の作品を提出。30分の延長時間を設け、合計6名の選手が完成させました。競技終了後、今野、和田両審査員と講師陣で厳正な審査が行われ、1位〜6位までを決定しました。 |