11月8日(土)、9日(日)の2日間、埼玉県、埼玉県教育委員会、埼玉県産業教育振興会主催の「第1回彩の国未来創造フェア」との共催で「彩の国第16回技能まつり」が、埼玉大学で開催されました。
  この技能まつりは、埼玉県技能士会連合会に加入する35職種の技能士会が参加し、それぞれの技能を生かした作品の展示や模擬店を出店し、広く県民、市民の皆さんに技能と技術のすばらしさと重要性を広く認識してもらうことが目的です。
 開催当日は、小雨交じりで11月下旬並の寒さの中、会場には2日間で約30,000人(1日目:約8,000人、2日目:約22,000人)もの来場者が訪れました。

△ 技能まつり会場の様子
    技能まつりへの参加は8回目となる埼玉土建のテントには、技住対部諸役員および技能士会会員のみなさんを中心に、昨年を上回る延べ85名(昨年:66名)の仲間が参加しました。
  埼玉土建のテントでは、タイルアートをはじめ、彫金アート、コマ作りなどの体験コーナーには、100組を超える親子が訪れ、ものづくりの体験を行いました。

  この夏埼玉土建が県内4会場で開催した「耐震公開講座」をさらに発展させるため新たに取り組んだ、パソコンによる住宅耐震診断、建築士の仲間による耐震相談には会場周辺の住民が訪れ、夫婦揃って熱心に相談を受ける姿が見受けられました。
 まつり2日目には、鈴木稔委員長と大橋久光技術研修センター理事長が寒空の中、参加した仲間を激励に訪れました。
 鈴木委員長は、埼玉土建のテント内の和田三郎(ふじみ野)さんと木村義勝(猿島)さんの展示作品に目を留め、作品の説明に熱心に耳を傾け、仲間の技術・技能の高さを再認識していました。
 
△ 鈴木委員長と大橋理事長が仲間の激励に!

△ テレビ埼玉による取材の様子
    技能まつりの会場は、初日こそ来場者数が伸び悩んだものの、2日目の午後からは埼玉土建のテントが大勢の親子連れで賑わい、テレビ埼玉の撮影が入るなど例年並の活気を取り戻していました。
  真剣な眼差しでものづくりに励むお子さんの姿や、微笑ましく見守る親御さんの心惹かれる様子がテレビ埼玉の取材でクローズアップされていました。
 また、未来創造フェアのイベント「高校生体験活動発表会」で発表するという女子高生が、埼玉土建のテント内の展示品に目をとめ、是非この作品について発表したいと、和田三郎さんと木村義勝さんを取材。若者のものづくり離れが取りざたされる中、発表会の会場に詰めかけた高校生、保護者、教員のみなさんに、ものづくりのすばらしさが伝えられることになりました。
  この未来創造フェアおよび技能まつりを通じて、多くの県民、市民のみなさんに、厳しく大変な状況下でも、元気な埼玉土建の取り組みを大きくアピールすることができました。 

 
◆ 「彩の国第15回技能まつり」の様子はこちら!
◆ 「彩の国第14回技能まつり」の様子はこちら!

●埼玉土建技能士会への加入は、埼玉土建各支部にて。