職人日本一めざして次世代の挑戦
埼玉土建代表2選手が敢闘賞!
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3月4日(金)から7日(月)にかけて、千葉県の幕張メッセを中心に、第26回技能グランプリが開催されました。技能グランプリは、一級技能士以上の有資格者で闘われる、事実上の職人日本一を決める大会です。26回目となる今大会には、全26職種、480人の選手が集い、日本一をめざして技を競い合いました。
埼玉県からは9職種に21名が参加。埼玉土建からは、建築大工職種に猪股正吾選手(熊谷)、野ア直人選手(さいたま北)、福島教仁選手(深谷寄居)の3選手が埼玉県代表選手として出場しました。 |
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▲ 建築大工−競技課題 |
建築大工職種には、全国から42人の選手が参加。今大会の課題は「反り軒、扇たる木屋根の一部」で、大会史上初めて「反り」が含まれる難問の出題となりました。
この課題を2日間(11時間45分の制限時間内)で、現寸図、部材削り、墨付け、刻み、組み立てまで行います。
3月4日に競技会場入りし、競技場所を決める抽選と競技説明、使用材料を確認した後、会場を市民会館に移してから、開会式が行われました。
いよいよ競技初日となる5日、午前9時に開始のホイッスルが鳴り響くとともに、各選手いっせいに現寸図描きへ取りかかります。直前練習に取り組んでいた埼玉土建三選手は、練習通りのスピードで現寸図を仕上げ、審査に提出。続く部材削り、墨付けの作業へと進みます。
会場に訪れた多くの観客の中には、応援に来た選手の家族や仲間の姿も。この日のために、仕事を犠牲に練習を積んできたことを知っているだけに、心の中で、選手と一体となり闘うまなざしで、見つめy続けます。作業は進み、墨付けが終わった部材から順に審査へ提出。審査から返却された部材から、刻みの作業へと続きます。 |
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競技二日目の6日は、午前9時から午後1時30分の競技終了まで休憩を取らずに作業が続きます。会場では次々に組み立て作業入る選手が現れる中、埼玉土建の三選手は残り1時間を切る頃に組み立てへと移っていきます。残り時間はあとわずかなうえ、組み立て作業に入ると、もう部材を加工することはできません。少しのミス、手戻りも許されません。果たして、作品は思い通りに部材同士は合わさるのか。観客が見守る中、各選手は部材を組み上げていきます。埼玉土建の三選手も見事時間内に完成。
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▲左から、 猪股正吾選手(熊谷) 、 福島教仁選手(深谷寄居) 、 野ア直人選手(さいたま北) |
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最終日の7日は、午後一時から結果発表の閉会式が行われ、猪股正吾選手、福島教仁選手が見事敢闘賞に輝きました。初出場の野ア選手も、賞には惜しくも届かなかったものの、時間内に作品を完成させることができたという手応えに、満足げな表情。埼玉土建の三選手は大会で感じた手応えを胸に、一層の技術・技能の向上を誓い合い、会場を後にしました。
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※ 埼玉県知事表敬訪問の様子はこちら! |
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