●平成26年度−全建総連青年技能競技大会予選 『第21回埼玉土建大会』 


全国に向けた若人の新たな挑戦

     〜世代も変わり頂点目指す〜

7月27日(日)全建総連第30回全国青年技能競技大会の予選会となる、第21回埼玉土建大会を技術研修センターで開催しました。今大会には、初参加者を含め9支部から12人の青年大工が参加し、3名の埼玉土建代表選手をめざして技を競い合いました。技術研修センターでは、埼玉土建大会に先立って2回の事前講習会行われ、自身も色々な競技大会に出場して優秀な成績を収めた講師陣による「いかに早く、正確に作業を進めるか」に重点を置いた指導を経て、各選手は予選会に臨みました。
本戦に参加できる埼玉土建の代表選手枠は3つ、3年連続で全国大会のメダルを獲得してきた代表選手が卒業し挑戦者の世代交代となった今大会は、全国の切符を掛けて新たな顔ぶれを含め熱い戦いが繰り広げられました。

競技開始の合図で6時間の競技がスタート。各選手一斉に原寸図の作図に取り掛かかり、材料の削り、墨付け、加工、組立と続き、どの選手も淀みなく作業を進める姿からは、日々の努力をうかがい知ることができました。今大会では、初参加者を含めて6名が制限時間内、延長時間を使用した2名を含めた計8名が作品を完成させることができました。提出された作品は、本選に沿った厳正な審査が行われました。
今大会で代表選手に選ばれたのは、一位:小島優選手(越谷)、二位:橋豊喜選手(越谷)、三位:丸山真弘選手(中部)の3名でした。
前大会では、全国大会初出場ながらも奨励賞を獲得した小島選手、全国大会初出場で奨励賞を二度目の挑戦で入賞を果たした橋選手、両名ともに今年も気合十分です。3度目の挑戦で今年初めて全国行きの切符を手にした丸山選手も気合で負けてはいません。代表3選手は本戦に向けて気持ちを新たに頑張る決意を語ってくれました。
代表選手たちは本戦まで自主練をしながら、後2回の合同練習会を経て、9月21日東京都大田区「太田産業プラザPiO」で開催される全建総連第30回全国青年技能競技大会本選に挑みます。