後継者育成へのさらなる貢献を誓い「建設マスター」受賞


 ↑↑ 代表謝辞の様子です!!

 5月30日(水)、メルパルクホールで「平成19年度優秀施工者(建設マスター)国土交通大臣顕彰」の式典が開催されました。
 この式典は、建設業の人材育成などに功績がある技能者を顕彰するもので、全国から436名(埼玉県23名)うち全建総連として6名が顕彰を受賞されました。

 埼玉土建からは、和田三郎(ふじみ野)さんが表彰され、全国の受賞者を代表して謝辞を述べました。全建総連でも初となる代表謝辞では、「優秀施工者国土交通大臣顕彰の栄誉を深く胸に刻み、これに慢心することなく、さらに自己の技術・技能の向上に努め、次代を担う後進の指導育成に積極的に取り組み、建設産業の発展と建設産業従事者の社会的地位の向上に、微力ながら貢献していく」ことを誓いました。

 式典に先立ち開かれた、全建総連の懇談会で、被顕彰者の感想と夫人からの発言が行われました。
  和田さんから「一昨年の現代の名工に続き、表彰されたことは非常に光栄です。総連の競技大会を担当し、選手の指導や課題の作成など大変忙しくしています。国際大会にも関わり、今回の静岡大会でもマスターとしてお手伝いすることになりました。今回の受賞は過去3回の国際大会でエキスパートを務めたことが評価されたと思います。」との感想。
  今後の抱負としては「伝統というのは普段着でなくてはならない。在来工法という言葉がないくらい普通に建っていなければ伝統技術は守れない。今は全く逆転していてプレカットが主流になっている。このままでは本当に恐ろしいという気持ちが非常にあります。このような賞を頂いたことを機に、後継者育成に関してより力を注いでいきたい。」と語られました。


受賞−記念撮影 (和田夫妻)