●2020年度−全建総連青年技能競技大会予選 『第27回埼玉土建大会』 


全国に向けて埼玉土建代表2選手が決定!

     


 7月26日、全建総連第36回全国青年技能競技大会の予選会となる、第27回埼玉土建大会を技術研修センターで開催しました。今大会は、新型コロナの影響により全国大会の開催も危ぶまれる中、埼玉土建では後継者育成の観点からソーシャルディスタンスにも配慮し、十分な対策をおこなったうえでの予選会となりました。
コロナ禍のため例年に比べ参加選手は少なく4支部から5人の参加に止まりましたが、本選出場への切符をかけて青年大工がつどい自身の技を競い合いました。 今年度は予選参加人数が7人以下だったため、全国大会へ出場できる代表枠は規程により上位2人となります。

開会式では平賀技術研修センター理事長から選手への激励の言葉が送られ、競技開始の合図とともに6時間に渡る競技がスタート。各選手とも課題となる「四方転び踏み台」の原寸図を展開し、例年に比べハイペースで作業(材料の削り、墨付け、部材の刻み)が進み、組み立てを経て仕上げには十分な時間を費やすなど、完成作品の精度は高く拮抗した勝負となり、各選手の日々の努力をうかがい知ることができました。

厳選なる審査の結果、埼玉土建の代表選手に選ばれたのは、1位の成川弘将選手(熊谷)、2位の吉田亘選手(深谷寄居)です。 引き続きコロナ禍は続きますが、代表選手たちは全国大会まで自主練習を重ね、さらなる高みをめざして腕を磨き合い、9月19日に群馬県高崎市「Gメッセ群馬 展示ホール」で開催される全建総連第36回全国青年技能競技大会に挑みます。

『埼玉土建大会出場選手』
・ 越谷支部/橋豊喜さん
・ 中部支部/平賀一正さん
・ 熊谷支部/成川弘将さん
・ 深谷寄居支部/逆井 渉さん、吉田 亘さん