2月10日(金)〜13日(月)にかけて、静岡県静岡市ツインメッセ静岡を会場に、第29回技能グランプリが開催されました。技能グランプリは技能に関する国家資格である一級技能士以上の技能士が、日本一をかけて技を競う技能の祭典です。今大会は30職種514人の技能士が技を競い合いました。
埼玉土建からは、猪股正吾選手(熊谷)、多比良和矢選手(深谷寄居)、萩原陽一選手(加須)が建築大工職種の埼玉県代表として出場しました。今大会は、難課題である「正六角形小屋組」に挑戦しました。全国から43人の一流大工が集い、による、現寸図、部材削り、墨付け、刻み、組み立てまで二日間(合計11時間半)におよぶ激戦が繰り広げられました。競技の結果、技能グランプリに二度目の挑戦をした多比良和矢選手が、見事に銅賞を獲得しました。建築大工部門では、埼玉土建は5大会ぶりの3賞獲得となりました。