●避難の双葉町民に向けた「子ども向け木工教室」ボランティア活動


双葉町の人たち”ガンバレ”!

〜木工教室通じて、子ども達の笑顔に元気もらった〜

 
 

 7月17日(日)、午前8時30分から「旧騎西高校」の入り口付近に11張りのテントを張り、10時から”タイルアート、プランター・本立てり・巣箱・コマ・竹笛づくり、彫金アート、丸太切り、カンナ削り”などの体験コーナー、かき氷、綿あめ、塗装コーナーといった多彩な催し物に取り組みました。スタートと同時に、かき氷には大勢の人だかりができ、猛暑の中、大人、子どもを問わず、おいしそうに”かき氷”を頬張っていました。

 タイルアートや本立て・プランターづくりなどは、お母さんと子どもが一緒になって取り組めるとあって、終了時間ぎりぎりになっても笑顔で「ものづくり」を楽しんでいる姿がありました。
 また、”丸太切り”や”カンナ削り”には、初めてという子どもが多く挑戦し、思った以上に力のいる丸太切りに、子どもたちは途中で何度もくじけそうになりながらも、埼玉土建の仲間に励まされながら最後までがんばり、自分で切った材木に焼き印をして、うれしそうに持ち帰っていました。
「カブトムシの登り台にするんだ」と喜んで話す子どもの笑顔が、取り組む仲間に格別の元気を与えてくれました。

 双葉町の人々からは、「ありがとう」「こんなにしてもらえて」等の感謝の言葉が、各テントで取り組んだ仲間に寄せられました。

 片付けが終わった後、双葉町の課長から代表して私たちへの感謝の言葉が語られました。また、協力をしてくれた浅草民商の黒岩さん、上尾年金者組合の中沢さんから、それぞれ「こうした取り組みを一緒にでき、双葉町の人に喜こんでもらえて良かった」、そして関東学院の学生からも「今回の取り組みを体験できて良かった」と感想が出されました。
 参加した仲間全員の想いが双葉町の人たちへ届いたことを胸に、「双葉町の人たちガンバレ」を三唱し、充実感がみなぎる中で会場を後にしました。