昨年、埼玉県内において熱中症等に伴う救急搬送者数は3,441人(6〜9月)でした。埼玉県危機管理防災部の発表によると、今年は6月25日時点で救急搬送者数が既に80人となっています。これから本格的な夏に突入し、ますます熱中症の予防対策が不可欠になります。熱中症は気温が低くても湿度が高ければ危険な状態に陥る場合があります。寒暖差が激しい時ほど、熱中症には気をつけることが必要です。
6月24日(日)、三郷支部の取り組みとして熱中症予防教育を開催。住宅デーや分会諸会議で幅広く受講を呼びかけ、支部技住対部長の堀越芳男さんをはじめ26名の仲間が受講し、昨年度から実施している予防教育としては最大規模での開催となりました。受講した仲間の多くは塗装業で、一事業所から5人が受講するなど、夏本番に向けて熱中症への関心の高いことが伺えます。
講習では、埼玉県内における状況や現場での予防対策、災害事例を中心に学習しました。現場で働く仲間にも熱中症予防対策を広め、この夏を元気に乗り切ることを確認し受講者全員が修了しました。
上記の他、7月には埼玉県内各地の5会場(さいたま、新座、久喜、川口、坂戸)で「熱中症予防教育」が開催され、今年度は計104名の仲間が修了したことになります。